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誠に恐れ入りますが、当店は2017年2月末日をもちまして、閉店とさせていただきます。
2010年以来、長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
※只今、新規のご注文は承っておりません。

 

ブルベでeTrex30とジョイフルGPSを使う(基本編)

eTrex30/eTrex20をブルベで活用しよう!

ブルベでGarminを使うなら、圧倒的にオススメなのがeTrex30!
(電子コンパスが不要な場合はeTrex20でもOK)

地図を表示できるGarminの中では最長の駆動時間。

しかもケーブルの取り回しなどが不要な乾電池駆動。

ブルベだけに特化するなら、GarminのEdgeよりも圧倒的におすすめです!

ここでは、前日までの準備から、当日のナビゲーションまで、
eTrex30の活用方法について一気に紹介します!

前提として

GPSはブルベで非常に重宝するアイテムですが、通常のサイコンやキューシートを完全に置き換えられるものではありません。ブルベでGPSを使う場合も、サイコンとキューシートの併用を強くおすすめいたします。

事前の準備

まず、当店オリジナルソフトの「ジョイフルGPS」をインストールします。

ジョイフルGPSには、CD-ROM版はございません。
下記から無料版をダウンロードし、ライセンスを購入していただくと、フル機能が使えるようになります。
(当店でGarmin本体をお買い上げのお客様には、特典としてライセンスを無料にて提供いたします)

ジョイフルGPSのダウンロード

ジョイフルGPSの購入

1.ジョイフルGPS右上の[コース作成]を起動します。

2.右上の[編集]の[軌跡]を選択します。([ルート]ではありません!)

3.Googleマップ上でラインを描いていきます。

■ブルベ主催者の用意したキューシートを見ながら描きます。
■右クリックでラインの次の点がプロットされます。
■描きながら、コース周囲の地理も頭に入れて予習していきます。
■往復が完全に同じ道を通る場合は、片道だけ描けばOKです。
■描き終わったら、[データを取り込む]を押します。
■全コースを1本で描くのではなく、PCごとに別々のラインとして描くとよいでしょう。

4.描いた軌跡に命名します。

■[軌跡]タブをクリックし、軌跡の名称の上で[右クリック>編集]またはトラック名をダブルクリックして、編集ウィンドウを開きます。
■トラックの名称を「START-PC1」「PC1-PC2」などというように、分かりやすく命名します。
■英語版GPSで使う場合は、すべて英数字で命名します。

5.再び[コース作成]を起動し、今度は[編集]の[地点]を選択します。

■地点とは、Garminでは「ウェイポイント(Waypoint)」と呼ばれるものです。

6.Googleマップ上で、主要ポイントを右クリックでプロットしていきます。

■まず、最低限必要なのは各PCです。
■プロットするごとに、ウェイポイントに名称を付けていきます。(PC1、など)
■キューシートで番号を振られた転換ポイントすべてをプロットすると、地図画面上がウェイポイントだらけになるおそれあるので、プロットするのは要注意の箇所だけに絞ってもよいでしょう。
■PC以外の休憩予定地点や、仮眠のための健康ランドや宿などもプロットしておきます。
■山岳コースの場合は、キューシートにはなくても、峠のピークやトンネルの入口をプロットしておくと、登りの際に励みになります。標高が分かれば、名称を「1295p」などとし、標高値を名称の中に仕込んでおくのもよいでしょう。GPSで高度を表示させれば、対比して励みになります。
■すべてプロットし終わったら[データを取り込む]を押します。

7.プロットしたポイントの名称を、必要に応じて編集し直します。

■[地点]タブをクリックし、地点名の上で[右クリック>編集]または地点名をダブルクリックして編集ウィンドウを開きます。
■地点の名称を分かりやすく命名します。
■英語版GPSで使う場合は、すべて英数字で命名します。
■1台のGPS内で、複数のポイントで同じ名称を付けることはできません。

8.PCにGPSを接続します。

9.[GPS通信]タブを選択し、[アップロード]ボタンを押します。これで、作成したコースとポイントが、すべてGPSに転送されました。

10.メインメニューの[Track Manager]を起動し、登録したコースを確認します。またはメインメニューの[Where To?>Tracks]でも呼び出せます。

■まず、Current TrackとArchived Trackがあります。
■その下には軌跡(トラック)の一覧が表示されています。
■この一覧は「Saved Track」と呼ばれるもので、自分が転送したコースは、Saved Tracksの一つとして登録されています。
■往復が完全に同じ場合、片道だけを選択し、[Copy Reversed]で反転コピーし、命名し直します。

Saved Track

11.自分が転送した軌跡を選択し、[Show On Map]を選択します。これで、登録した予定コースが、地図画面上に常時表示されます。

12.[Set Color]で好きな表示色を選びます。

■自分がリアルタイムに動いた軌跡であるCurrent Trackとはちがう色にするとよいでしょう。
■サングラスを着用する場合、レンズの色によって見やすい色の組み合わせが異なります。ブルベ前日までに、必ずサングラス着用状態で画面を確認しておきましょう。
■当日まで色の確認を怠り、当日になって慌ただしいスタート直前や、ましてスタート後に赤信号の間に慌てて色の調整をすることにならないようにしましょう。

13.Current Trackの表示色は、[Setup>Tracks>Color]で変更できます。

14.eTrex30等の場合、[Setup>System>GPS]の設定で、[GPS+GLONASS]は使わず、[GPS]だけでもよいでしょう。

■ブルベの山岳コースでも、登山などと異なり、森の中に分け入るわけではありません。
■GLONASSはOFFにしておいても、自転車で走るのに必要な精度は十分に出せます。
■GLONASSをOFFにすると、eTrex30のバッテリー駆動時間は、公称値の最長25時間ではなく、30時間以上もつ場合があります(バックライト消灯時)。特に400km以上の場合は、バッテリーの延命のメリットは侮れません。

ここまでが、ブルベ前日までの準備です。

ブルベ本番で

1.GPS本体の思わぬ脱落(特に前方へのダイブ)を防ぐために、取り付けるときは、ハンドルやステムに必ず命綱を付けておきましょう。(特に、メーカー純正のスライド式マウントを利用する場合)

2.ブリーフィングのときからGPSを起動しておき、車検の際にはすでにGPS信号をキャッチしてFIXし、測位が完了している状態にしておきます。

■走っている状態ではなかなかGPS信号をキャッチできず、測位がスタートしません。
■車検を終えてもGPS信号がFIXしていないと、GPSが役に立たない状態で走り出すはめになります。

3.スタート後は、地図画面上に表示させたSaved Track上を、Current Trackで塗りつぶすようなイメージで走り、両者がそれていないかときどき画面を確認します。

4.eTrex30は直射日光下でも液晶画面が見やすい機種です。日中はバックライトをOFFにしておき、バッテリーを延命します。

以上が、ブルベにおけるGPSを使ったナビゲーションのオススメの方法です。

ここまで実行すれば、ブルベでのナビゲーションとしては十分です。

※お好みに応じて、下記のトラックナビ機能を使うこともできます。
 (あえてオススメは致しませんし、トラックナビを使わない方がオススメではあります)

「トラックナビ」で、PCまでの残り距離(道のり)などを常時表示する方法(あえてオススメは致しませんが、いちおうご紹介だけはしておきます)

1.地図画面上に、データ項目を表示します。

■[Setup>Map>Data Fields]で、地図画面上に表示する項目数を指定します。地図画面の広さとの兼ね合いがあるので、2項目が見やすいでしょう。
■地図画面に切替え、[本体左横のメニューキー>Change Data Fields]で、常時確認したい項目を選択します。目的地までの距離(Dist to Dest=Distance to Destination)を表示するようにしましょう。

2.予定コースを呼び出し、トラックナビゲーションを開始します。

3.メインメニューの[Track Manager]で予定コースを選択し、[View Map]を選び、コース全体を確認します。

■PCごとにコースを分割して登録していれば、各区間だけのコースを確認できるはずです。

4.[Go]を選択すると、トラックナビゲーションが始まり、地図画面で、予定コースがピンク色で強調表示されます。そのピンク色をなぞるようにして走ります。(トラックナビを実行すると、予定コースは強制的にピンク色になります←ピンク色以外の色には変更できません)

■1.で目的地までの残り距離を表示するように設定しているので、刻一刻と変化する残り距離が分かります。

5.PCに着いたら、ナビゲーションが終了します。または[Where To?]で、[Stop Navigation]を選択して、自分でナビゲーションを終わらせます。

6.PCでのチェックを終えたら、走り出す前に、次のPCまでのコースを呼び出し、再びトラックナビゲーションを開始しましょう。

■登録した軌跡を常にトレースすることに特化したナビゲーションです。交差点ごとに曲がる方向を示したりするわけではありません。(そのようなナビゲーション=ルートナビゲーション機能もありますが、別述します)
■トラックナビゲーションを行うと、GPSが常に(残り距離等を)計算し続けるため、通常よりバッテリー消費が激しくなります。バッテリーを延命させるにはトラックナビゲーションを行わず、単にSaved Trackを表示させておくだけの方がオススメです。

夜間走行時の便利な使い方

日没後、特に真夜中の林道などでは、サイコンやキューシート、自分の腕時計すら見えなくなることでしょう。そんなとき・・・

1.バックライトを常時点灯設定にします。(明るさは最小設定)

■[Setup>Display>Backlight Timeout]を[Stay On]にします。
■これにより、GPSを操作する/しないに関係なく、バックライトが常時点灯状態になります。
■明るさの調整は、本体右横の電源ボタンの短押しとクリックスティック操作で変更できます。
■明るすぎるとバッテリー消費が激しくなります。常時点灯するなら最低レベルがおすすめです。
■最低レベルでのバックライト点灯を日没〜次の夜明けまでに限定し、バッテリー持続時間は昼夜合計20時間程度もってくれれば上出来です。(目安として、約300〜350kmごとに電池交換)

2.地図画面上に、データ項目を表示します。

■[Setup>Map>Data Fields]で、地図画面上に表示する項目数を指定します。地図画面の広さとの兼ね合いがあるので、2項目が見やすいでしょう。
■地図画面に切替え、[本体左横のメニューキー>Change Data Fields]で、常時確認したい項目を選択します。特にサイコンや腕時計が見えなくなること前提で、「Speed(速度)」「Time of Day(現在時刻)」を表示させるといいかもしれません。

ルートラボを使った方法も

続いて、もっと工程を省いて、ルートラボを使った方法を見てみましょう。

→ 【ブルベでeTrex30とジョイフルGPSを使う(省略編)】

交差点ごとに曲がる方向などを表示させたい場合は・・・・

→ 【ブルベでeTrex30とジョイフルGPSを使う(ルートナビ編)】

GPSの防水について

防水IPX7

GPSによるナビゲーションとは関係ありませんが、
ブルベとは切っても切り離せない、GPSの防水性能についても解説します。

GarminのGPSは、IPX7という防水規格を満たしています。
IPというのは、防塵、防水に関する規格です。
(数字の十の位が防塵性能、一の位が防水性能を示す)
Garminの場合、防塵性能は定められていないため、十の位がX表記となっています。

IPX7という基準を簡単に説明すると、
水深1メートルに30分間水没させても、内部に浸水しないという基準です。

なんと、わずか30分間の水没テストでIPX7を名乗れるわけです。

これ以上に厳しいメーカー独自基準でテストする場合は、IPX8を名乗ります。
十数万円〜数十万円する測量等の業務専用機の中には、IPX8を誇るものもあります。
※ホビーユーザー向けの製品では、IPX8を誇るものは見当たりません。

言うまでもなくブルベでは、30分どころか 「30時間」雨に降られることもあります。
IPX7の基準よりも、はるかに過酷な環境です。
これが逆に、ブルベという遊びのヘンタイ!?ぶりを示しているのかも…

つまり、Garmin本体が防水性能を持つからといって、
他に何も対策することなく直接雨にさらして使っていると、
浸水によって壊れてしまう場合があるのです。

ブルベでGarminを使うときは…
Garmin本体の防水性能だけに頼らず、プラスアルファで、独自に雨対策を施しましょう…。
(簡便なのは、全体をサランラップで包み、スティック部分だけわずかに遊びを持たせ、
本体裏側でセロテープで留めるというものです。何もしないよりはマシです)